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開発元:
Live for Speed S2 Alpha
各国語対応
PCゲーム
ドライブ・シミュレーター
24ポンド (輸入代行版は4800円)
LFS Team(英)

 リアル思考を追及

      
市販車の挙動の味付けは絶品。セミスリックタイヤの特性などサーキット走行経験者はぜひ一度お試しあれ。

    
 ドリフトファンにも定評のLive for Speed。
 定常円旋回もぐるぐるぐる。(写真はダメx2)


毎秒1000回(1kHz)の挙動計算は、
数あるタイトルの中でも異色。




挙動計算をブラックボックスにせず、ゲームというより「物理シミュレーター」寄りに近い。残念ながら衝突時のパーツ破損や、天候・時間の変化は取り入れられていない。 



 

             



 独創的な機能があちこちに

高荷重に耐え切れず、タイヤがよじれる様子もバッチリ。

コースアウトするとタイヤに土が付着しグリップが低下。

運転中に横を見れば、ゲーム中のドライバーも横を向く。

マルチでは目と目が合うシーンもあり、臨場感バツグン。

オリジナルスキンの自動ダウンロード機能。

変わったヘルメットやカラーリングのプレイヤーを見て
ドキッ。

サイドブレーキを引けば、そのままパーキング。

「あいのり」もOK。
ウィンカー・ハザードもあり。
後続車にコースを譲る場合にも重宝。

左/右ハンドル切り替え、ナンバープレートも設定可能。


自由なカメラアングル。
運転視点はもちろん、「SHIFT+U」モードでコース上を自由に歩き回れる。

マイカーから降りて、観客になってレース観戦。


G25・FREXなどのシフターデバイスにも対応。
シビアなPCユーザーからも高評価。

最近のVer.UPでクラッチの磨耗・エンストも再現。


トランスミッションの再現性も重要視。

実車同様のシビアな操作を要求される。


三画面マルチディスプレイに対応。

メニューやチャットの多国語表示機能。

 

 収録車種は20車種、トラック数は7つ。 (バリエーションを合わせると30コース)

 

 完全な実車モデルは4車種、あとは架空車だが、FF・FR・MR・RR・4WD、箱車・オープン・GT・カート・フォーミュラと
あらゆる車両タイプを網羅。収録車種が少ない分、挙動は1台1台よく作り込まれている。モデルディテールはあまり良くないが、後に追加された車両は比較的よくモデリングされている。



 ダートから市街地、ドラッグやオーバルまで車種と同じくあらゆるタイプを網羅。数だけ見れば少ないように思うが、各トラックの走行ルートが豊富にあり、市街地のマンホールの蓋でスリップするなどコースの起伏や縁石の1つ1つまで非常によく作りこまれている。

高価なグラフィックカードは不要

 APIはDirectX 8.1のみ対応。最近のゲーム画面から見ればかなり見劣りする。しかし、現在販売されている兼価版のビデオカードでも十分なパフォーマンスを発揮できる。

 

 

エンジンサウンドはSYNTHMATIC

 今の主流は実車音の録音サンプリングによるもの。低〜高回転域の音を数段階で録音してクロスフェードでつないで鳴らしているが、Live for Speedは内臓のシンセサイザーでエンジン音・ドライブトレイン音などを鳴らしている。どちらも一長一短があるが、ここにも強いコダワリが見られる。

 

残念ながらまだ5.1chなどには未対応。ステレオ方式でも後方から迫ってくる対戦相手の位置を聞き分けるには必要十分。

Live for Speedの最大の魅力はオンライン

1つのホストに最大47人まで同時接続可能。さらに「LFS-World」にアクセスすれば、ベストタイムや走行距離など、さまざまなデータが事細かに管理されている。



オリジナルスキンの自動ダウンロードも雰囲気を盛り上げる。
事前に「LFS-World」にアップロードするだけで、ホスト上のすべてのプレイヤーに自動配信される。

 
「LFS VIEWER」に雛形スキンが同梱。



SIM-RACING AWARDS

 ・The BHM "Game of the year" award
 ・The BHM "Best multiplayer" award
 ・The BHM "Best physics" award
 
 ・The AutoSimSport "Best simulation" award
 ・The AutoSimSport "Sim racing personality of the year"
  went to Victor van Vlaardingen.



  

 「Live for Speed」(以下LFS)はパブリッシャーを持たない、いわゆる同人ソフト的なスタイルで、イギリスを拠点にたった3人で製作中。発売元を付けないのは商売上不利益だが、売上に左右されることなく自分達の納得するものを開発したいという理念なのだろうと推測される。自ら売り込もうとせずお客の方から評判を聞き訪ねて来るのを美徳とする…そんな日本古来の職人気質を持ったような開発チームとも言える。

 LFSの大きなプランとして4段階の構想があり、S2はその第2段階らしい。また、開発プログラマーが気さくにユーザーとフォーラムで意見交換しているのも珍しい。世界中のレースゲームフリークから、多くの指摘・要望を受けいれている。人手不足ゆえ開発スピードが緩慢で、テスティングや翻訳作業などユーザー頼みの感があるが、デベロッパーと一緒なって理想のレースシミュレーターを作るというのも、LFSの隠れた魅力なのかもしれない。

 マイナス面はグラフィックやモデリング、メニューデザインなど、第一線レベルから見ればかなり劣っている。また、車種・コースの数、「架空もの」が多く、一般に「レース好き」「車好き」の興味を惹かない。「ビデオゲームに登場する車はポリゴンでできており、所詮すべてが架空」と割り切ってプレイする分にはいいが、カーシミュレーターを好む多くのユーザーは、いろんな車を所有・運転してみたいという願望をささやかにゲームの世界などで叶えている部分が少なからずあるので、そういった要求にはそぐわない。

 リアル思考にこだわり続けたがゆえアシスト類がなく、ゲームとしては操作が難しくプレーヤーを選ぶタイトルになっているが、「シミュレーター」路線をひた走っているLFSには避けて通れない道だろう。







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