投資の行動心理学



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投資の行動心理学
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さまざまな投資方法を試しても思ったような成果が上がらないと悩んでいる人は多い。早すぎる利食い、損切りができないで大損、周囲の雑音に惑わされて失敗といった状況を、著者は行動心理学上の問題行動とみる。パブロフの犬の事例解説を読み、診断テストを解き進めていくうちに、使う人間がノイズを入れてしまうことが問題と納得できる。

また、身近なところに悪習があると著者は指摘する。行き当たりばったりでいろいろな方法を試し、時々ランダムに勝つ。これがいかに悪い結果をもたらすか、このランダムな強化の弊害を知らずして投資の勝者にはなれない。損失を飲み食いで憂さ晴らししたり、人に話して慰めを受けることも多いはず。これが自分に間違った報酬を与えてしまっているという指摘も、言われて初めて気がつく。また、行動を起こさないことに対する言い訳と、その結末としての失敗が列挙され、自己の感情との闘いの重要性が理解できる。

第III部の投資家度チェックと、その後に示されるロスカット、スケジュールの作成、ポジティブな生活様式といった具体的な改善方法は極めて実践的な内容となっていて、ここだけ読んでもすぐに役立つ。

本書はトレード手法そのものの解説ではないが、どんな手法を使う際にも、この行動心理学を投資に生かすアプローチは学んでおきたい。また、マーケットの問題は別の問題の兆候という指摘をはじめとして、実生活に役立つ心理学の知識が身につくこともうれしい。(河野幸吾)



相場心理を分析・修正する一助となる

成功する投資家像
失敗する投資家像が分かる。

各章のまとめがうまい。一文一文に意味がある。


学習の過程、間違った学習の存在、幼児時代の体験が与える影響、投資家のニーズ。
自己における様々な心理要因を分析し修正しうる。


私も、これを読み、トレードに置ける違和感を真正面から認識できるようになった。
投資哲学の構築にも寄与するだろう。
投資の心理面

投資行動における精神面の重要性を述べ、問題点の対処例を示したもの。

投資家にとって最も大切なのは、システムではなく、投資家自身であり一貫性をもった論理的な行動が必要である。自らの潜在的な心理は幼い頃についたもので、無意識であるため明確には認識しがたいが、実際には表面上の行動として現れている。望ましいとされる行動には報酬を、そうでない行動には罰を与えることで、内面から変化して望ましい精神状態にもっていく心理学的手法が紹介されている。英語と同様に名詞中心の翻訳になっているので多少の読みにくさはあるが、システムで投資を行う投資家にとっては有用であると思う。今ではPCに構築したシステムを取り入れ、完全に機械的に投資を行う人がいる。そのような人のだとこの書に書いてある事は、投資の利益にはならないが生活の益にはなると思う。リスクを負わない投資活動は有り得ないし、最悪の事態も想定しておく事が健全な投資活動、さらには健全な人間生活を行うのに大切であるということを改めて知らされる本である。。
投資で損失を出している方は一度は読むべきかと

投資で損失を出している方は一度は読むべき本であるかと思います。
損失の回避を行動ファイナンスやファンダメンタル分析やテクニカル分析といった外部に求めるのではなくて、自分の心持ち、あるいは行動に求めているのが本書です。

私自身、資産の70%近くが溶けてしまったこともありました。が、今は完全にプラスになり、50%近くの含み益も出来ました。

技術的にはあっているはずなのに・・・・と思っている方、ご覧頂ければと思います。
ただ、前半が退屈だったため、星4つとしました。
投資に限らず、目標達成には必要不可欠な観点

一般に投資というと、まず儲かる銘柄選びの方法に目が行く。もう少し視野を広げると、建玉操作や資金管理に目が行く。
だが、それらは全て自分の心という大きな土台の上の問題に過ぎず、本当に大事なのはその土台、己の心の管理であることをこの本は示してくれる。

具体的な投資法には一切触れていない為、投資に対してどのような実益があるのか、すぐにはわからないかもしれない。だが投資活動を長い目で見れば、この本の示唆している事はとても重要だと思う。自分では自覚しにくい兆候、それらを改善する具体的方策が述べられている。
個人的には、この「自覚しにくい部分」を自覚できた事が大きかった。

内容には冗長な部分もあるし、また必ずしも十分な内容だとも思わない。単なる知識としてではなく本当の意味で理解するには、時間も必要だろう。
だが、以上の重要な観点を与えられたので、★4つとした。
前置きが長すぎる

核心に触れるまでの道のりが長過ぎます。
投資苑を先に読んだ後にこの本はツライです。



東洋経済新報社
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