痛く切ないのが恋である
彼女の書く人間、風景が好きだ。そしてコマの使い方も。 彼女は文字を1つも入れていないコマが多い。つまり、風景や 人間の表情だけで気持ちや移り変わりを感じ取る漫画なんだと思う。そしてゴチャゴチャしてなくて無駄がないのも好きだ。だから切ない 言葉がぐんと目立ちグサッとストレートに響くのかもしれない。 そして彼女の書く恋愛はリアルだ。そこらの甘ったるい少女漫画とは 違い一味も二味も大人だ。彼女の作品を全て読みたい。
ぼくらのジェネレーション・コミック
世の中には戦争とか社会システムの崩壊とか、ものすごくマクロな問題があって、それらは概ねテレビなどのメディアによって広く知らされているんだけど、いかんせんテレビ画面の先の他人事という印象を拭えません。一方「痛々しいラヴ」で描かれる諸世界は、本当にものすごく些細なことの複合体で、隣のビルで働くOLの金曜夜のちょっとした思考とか、生理の日のちょっとした思い入れとか、そんなのばっかりで全く公共性がないんだけど、日常に生きる僕らにとっては、ほとんどこれが全てだと言ってしまえるほどのぶ厚い感情が刻まれています。 前者が公だとすれば後者は私で、往々にして成果の求められる公に対し、私では納得のいく答えが出ない局面の方が多く、だからこそその思考の過程と感情は、一見公的な事以上に、実は多くの人々に共有されているのです。このマンガは、その共有されている私的感情を、魔法のようにすくいとって見せてくれます。その芸は秀逸の一言です。魔法のタネのひとつは体温の低そうな画で、なななんのマンガを平積みしている(気の利いた)本屋は、それだけでこじゃれてしまうほどのデザイン性を有しています。 とにかく読めばきっと身悶えしながら「見つけた」と思える珠玉の一冊です。
私の大事な人に読んでもらいたい
スゴク日常である話 他の漫画より現実的で親近感がもてます。 スゴク傷ついている時の一言で元気になったり・・・ 傷ついているときは無理して元気にならなくてもいいんだ・・・ って思えました。 私は悲しい事があった時にこの本を読んだけど、すごく切ない話なのに、どこか安心?みたいな。私だけじゃないんだって思えました。 今まで本や、漫画を読んで泣いたことなど無かった私なのに、涙が自然に流れていました。 ぜひ、たくさんの人に読んでもらいたい本です。
痛々しいと愛しいとは似ている。
かわいいことも 醜いことも つらいことも キレイなことも 楽しいことも スキキライも あのヒトも アイツも エゴも 全てひっくるめて「自分」だということ。 愛って、生きるって幸せばかりじゃないよ、といってしまえば簡単だし、「そりゃそーだろ」と思うけど、この1つ1つの物語の1人1人が自分かもしれないと思うとき、にわかに現実がみえてくる。 そして、なんだか成長した気がした。
しっくりくるってのはこういうこと
少女漫画にはだいぶ泣かされて感動していたあたし。 でもどこか「そんなことは周りでは起きません」という暗黙の了解がありました。 この漫画を手にしたのはスタイリッシュな画が目をひいたからでした。 今ではあたしのバイブルです。 あたしがたくさんいると思いました。 感動して泣くのではなく 共感して泣きました。 人間臭さ 現実味が あふれていました。
マガジンハウス
短編集 南瓜とマヨネーズ (フィールコミックスGOLD) Strawberry shortcakes (フィールコミックスGOLD) キャンディーの色は赤。 (Feelコミックス) (Feelコミックス) 天井の下 (フィールコミックスGOLD)
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